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  Civil resistance
  Darfur,Sudan
  2004/11-12
 
「シークレット・ウォー」

2003年の秋頃、インターネット上でニュースをチェックしていると、そんな言葉を見つけた。スーダン西部、ダルフール地方で新たな内戦が勃発し、拡大しているという内容だった。おりしも同国南部では、20年続いた内戦が終結へ秒読み段階に入っていた。「シークレット」という刺激的な言葉にひかれ、スーダンを訪れたことのある知人に、ネット上で見つけた内戦の話をすると、

「人の良いスーダン人たちが何故また戦争を始めたのか分からない」

という言葉が返って来た。確かに手元にあった旅行ガイドにさえも、「スーダン人はアフリカの中でも最も親切で友好的な人たちであり、素晴らしい旅になるだろう」と書かれていた。

年が明け2004年になると、死者3万人、避難民の数は100万を超えた。被害の拡大につれて、ネット上のニュースの更新頻度も高まった。日本は人質事件などイラクの話題で持ちきりだったが、国連では「ルワンダ大虐殺以来、世界最悪の人道的危機」とさえ言われていた。しかし、ニュースで伝えられる出来事と、実際に訪れた人たちの話は食い違っていた。何故「親切で友好的な人たちが殺しあう」のか。言葉として矛盾していた。BBCやCNNの解説も納得できるものではなかった。

都内のスーダン大使館でビザを申請し、待たされること2ヶ月。2004年10月、スーダンに入った。

依然として続く内戦により18万人が死亡し、200万人以上が難民となっている。
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